交通事故で良く起こるむち打ち症 実際の病名ではありませんが広く一般的に使われています。
実際は頸椎捻挫とか頸部捻挫が正式名称です。
何故むち打ちというか、それは追突された際 首が猛獣使いの鞭のように動く為に使われるようになりました。
瞬時に過度に首が振られるため首の筋肉や頸椎の靭帯、神経を 傷めてしまうため、痛みやしびれなどなかなか引かず 後遺症が残る方が多い怪我です。
症状を診察し、痛みの強い場合は冷あん法、頸部の固定 から行い、初期症状が安定して来るまで安静を保ちましょう。
安定してきたら、よく温めて軽いマッサージを始めます。決して無理な 矯正は避けてください。
痛みが落ち着き鈍痛や重苦しい症状になってきたら 筋肉を緩める治療に切り替え、ストレッチ、弱った筋肉を徐々に回復させる 筋力トレーニングを始めます。
人によって首の筋肉の強さも違い、太さによっても症状がかわります。 人それぞれの、治療が重要です。