バーナー症候群

頭部や肩に強い衝撃を受けた際に、頚部から上肢、 指先にかけて激しい放散痛や刺すような痛みが生じることから バーナー症候群やスティンガー症候群と呼ばれています。
相撲、ラグビー、アメリカンフットボールなど 激しいコンタクトスポーツをされる競技者や 交通事故により発生することが多いです。
 この症候群の背景には脊柱管狭窄症状態があるとされており、 頭部からのコンタクトプレーによって、頚椎の軸圧力、屈曲力、 側屈力が複雑に作用し、頚椎の伸展や側屈が強制されることによって 脊髄が圧迫され上肢放散痛が生じることもあります。